夜を越えて、想いを乗せ、この声に始まる、物語はどこへ響くのか。
2003年6月29日日曜はぐったりと過ごす。買いためてあったDVDのうちの一本“シザーハンズ”を見た。そんだけの日。
■日曜ぐったりの遠因。
そもそも忙しくって走り回っての一週間だったのだけど。
木曜、どうにも最近の歯の鈍痛に耐えられなくなり、走り回りの合間を縫って飛び込みで入った歯医者にいきなりその場で歯を抜かれる。諸般の事情でこれまでの人生ですでに6本の永久歯抜歯を経験している僕でも、イキナリすぎて焦る。そしてそのままAM3時まで仕事。
金曜は例の修行のために、6時半起きで8時出社。ということで抜歯したてのへろへろボディで3時間睡眠、プラスその日もなぜか走り回る。積み込みスギってくらいに走り回ったのは、19時スタートのお客さんの会社招聘による某ライブに顔を出すため。バイオリンが絡むジャズって今まであまり生で聞いたことがなかったのだけど、結構イイ。
ロックやラテンにバイオリンという楽器は、実は非常に合う。ソロとして表情の豊かなメロディーを担いうる点と、意外とパーカッシブで激しい表現ができるという点で、20世紀生まれのリズム重視の音楽でも存在感のある楽器だと、個人的には思っている。ロキシーミュージックやU.K.におけるエディ ジョブソンはギターなしでも充分一級のロックバンド足りえることを実証していると思うし、ピアソラあたりのバンドネオンとバイオリンの絡みなんか、ちょっとしたエクスタシーだ。
閑話休題。んで、二時間たちっぱなしでそのあと終電で実家に帰る。
■日曜ぐったりの直接の原因。
土曜はこれまた6時半起きで、車で茅ヶ崎へ。これまた仕事だったりするので、タチが悪い。ひたすら海岸沿いを走る国道134号線の渋滞にイラツキ、こんな日を暗く彩る雨にイラツキ。でも茅ヶ崎の後に向かった藤沢あたりじゃ、多少サボってトイザらスで遊んだり、スニーカー大人買い(2足同時に買っただけだけど)してみたりした。そこで出くわした関係会社の大ボスとオカネの相談なんかしつつ。
午後になったので帰ることにする。が見事に道に迷う。帰りも134で海沿いドライブして楽しく帰ろうと思うが、どうしても海にたどり着けない。あのあたりは山のない方へ走れば基本、海にたどり着くのだけれど、古い住宅街の小径に見事にハマり、お約束のように堂々巡り。どこまで行っても期待だけさせといて、家家々。袋小路。なんかここ最近の気分にぴったしで、やさぐれる。実家帰って寝るぞ、と決意を新たにしたところで、院生時代の同級生から、同窓飲みのお誘い。
って「今日の19時半渋谷」って相変わらずイキナリな奴らだ。が、うれしいので参加で返事。
そして海が見えてきた。
ここ最近の悪あがき。仕事つまんない、世界広がらない、時間足らない。そういうところから脱するために必要なのは、その悪あがきを忘れないこと。流されていくのは簡単。あがき続ける初期衝動を忘れるな!
ということで、失われていく初期衝動の補填のためには、この飲みのメンツは最高だ。バカスピリットの権化のような集団。そしてバカはバカを呼び、別件で開催の「社会見学ゴス バー編」に飛び込み参加することに。
「ゴス バー」というのは、ゴシックな皆様が集うバーである。引率は、某氏の米国人英語教師。ここでは仮にゴスヲとする。ゴスヲは単に興味本位でこのツアーを企画し、実のところ下準備ゼロ。「何がおきてもしらねぇぜ、へへ(英語で)」とか言いやがる。個人的にはゴシックって言えば
ゴスロリさん→ヴィジュアル系の追っかけのみなさん→エライ排他的 とか
オートモッドとかの古いインディー系→なんか言ってる事怖いんですけど→ごめんついてけない とか
っていう印象しかないので、頭痛がする。生きて帰れるのかな〜、ぐらいのことは思った、このとき。だって俺の格好、ぜんぜんゴスじゃない。どっちかっていうと、あくまで比較の話、「和って書いてピース!」みたいなカッコだったし。
が、ゴスヲが言うには「アメリカでゴスをやるのは、MITとかハーバードだのを出てるような連中で、ある程度知性がある奴に限られている。彼らの多くは日常を離れた価値の体系としてゴスに興味を持っており、とくにその死生観が興味の中心となっている。いうなれば日本のゼンのようなものだ。(英語で。なのでとんでもない誤解があるかも)」とか。なんとなく納得行くものはあったし、改めて興味をかき立てられるものはあったのだけど、こっちもCautionとして「でも日本じゃさあ、俺の印象だけどゴシック系ってティーンの女の子のサブカルだし、ファッションとしての興味がメインだと思うよ(英語で。なので通じてたかは知らん)」と言ってやる。ゴスヲ多少びびってた。
が、実際に入ってみたゴス バー、超イイとこだったよ。って本気で気に入ったの同行者で俺だけっぽいけど(藁
昔スキだったインダストリアル系の曲とかもかかるなんて、予想だにしていなかったのだけど、初期NINの曲とか、意外と彼らと親和性があるようで。個人的にはとても肌に合う選曲に出会う。
カッコは激しいけど、割といい人もおおいっぽいし、そんなにガキんちょワールドでもないし。あんまり楽しいのでにへにへしてたら、関連イベントのフライヤーなんかもらい、周辺業界の話もずいぶん聞けてラッキー。ちょっとはまるかも、この周辺。少なくとも音楽的な趣味はほぼオッケーだったな。
ということで4時まで踊ってドンキ寄って帰った。
■そして日曜はぐったり。
11時に仕事の電話が入り、一本電話かけて再入眠。その後最終的に4時起き。結局今月は一度もジムに行けなかったな。。。まあ六月の悪あがきは、ちょっといろいろ始まる予感を醸し出せているようなので、良しとしますか。
■日曜ぐったりの遠因。
そもそも忙しくって走り回っての一週間だったのだけど。
木曜、どうにも最近の歯の鈍痛に耐えられなくなり、走り回りの合間を縫って飛び込みで入った歯医者にいきなりその場で歯を抜かれる。諸般の事情でこれまでの人生ですでに6本の永久歯抜歯を経験している僕でも、イキナリすぎて焦る。そしてそのままAM3時まで仕事。
金曜は例の修行のために、6時半起きで8時出社。ということで抜歯したてのへろへろボディで3時間睡眠、プラスその日もなぜか走り回る。積み込みスギってくらいに走り回ったのは、19時スタートのお客さんの会社招聘による某ライブに顔を出すため。バイオリンが絡むジャズって今まであまり生で聞いたことがなかったのだけど、結構イイ。
ロックやラテンにバイオリンという楽器は、実は非常に合う。ソロとして表情の豊かなメロディーを担いうる点と、意外とパーカッシブで激しい表現ができるという点で、20世紀生まれのリズム重視の音楽でも存在感のある楽器だと、個人的には思っている。ロキシーミュージックやU.K.におけるエディ ジョブソンはギターなしでも充分一級のロックバンド足りえることを実証していると思うし、ピアソラあたりのバンドネオンとバイオリンの絡みなんか、ちょっとしたエクスタシーだ。
閑話休題。んで、二時間たちっぱなしでそのあと終電で実家に帰る。
■日曜ぐったりの直接の原因。
土曜はこれまた6時半起きで、車で茅ヶ崎へ。これまた仕事だったりするので、タチが悪い。ひたすら海岸沿いを走る国道134号線の渋滞にイラツキ、こんな日を暗く彩る雨にイラツキ。でも茅ヶ崎の後に向かった藤沢あたりじゃ、多少サボってトイザらスで遊んだり、スニーカー大人買い(2足同時に買っただけだけど)してみたりした。そこで出くわした関係会社の大ボスとオカネの相談なんかしつつ。
午後になったので帰ることにする。が見事に道に迷う。帰りも134で海沿いドライブして楽しく帰ろうと思うが、どうしても海にたどり着けない。あのあたりは山のない方へ走れば基本、海にたどり着くのだけれど、古い住宅街の小径に見事にハマり、お約束のように堂々巡り。どこまで行っても期待だけさせといて、家家々。袋小路。なんかここ最近の気分にぴったしで、やさぐれる。実家帰って寝るぞ、と決意を新たにしたところで、院生時代の同級生から、同窓飲みのお誘い。
って「今日の19時半渋谷」って相変わらずイキナリな奴らだ。が、うれしいので参加で返事。
そして海が見えてきた。
ここ最近の悪あがき。仕事つまんない、世界広がらない、時間足らない。そういうところから脱するために必要なのは、その悪あがきを忘れないこと。流されていくのは簡単。あがき続ける初期衝動を忘れるな!
ということで、失われていく初期衝動の補填のためには、この飲みのメンツは最高だ。バカスピリットの権化のような集団。そしてバカはバカを呼び、別件で開催の「社会見学ゴス バー編」に飛び込み参加することに。
「ゴス バー」というのは、ゴシックな皆様が集うバーである。引率は、某氏の米国人英語教師。ここでは仮にゴスヲとする。ゴスヲは単に興味本位でこのツアーを企画し、実のところ下準備ゼロ。「何がおきてもしらねぇぜ、へへ(英語で)」とか言いやがる。個人的にはゴシックって言えば
ゴスロリさん→ヴィジュアル系の追っかけのみなさん→エライ排他的 とか
オートモッドとかの古いインディー系→なんか言ってる事怖いんですけど→ごめんついてけない とか
っていう印象しかないので、頭痛がする。生きて帰れるのかな〜、ぐらいのことは思った、このとき。だって俺の格好、ぜんぜんゴスじゃない。どっちかっていうと、あくまで比較の話、「和って書いてピース!」みたいなカッコだったし。
が、ゴスヲが言うには「アメリカでゴスをやるのは、MITとかハーバードだのを出てるような連中で、ある程度知性がある奴に限られている。彼らの多くは日常を離れた価値の体系としてゴスに興味を持っており、とくにその死生観が興味の中心となっている。いうなれば日本のゼンのようなものだ。(英語で。なのでとんでもない誤解があるかも)」とか。なんとなく納得行くものはあったし、改めて興味をかき立てられるものはあったのだけど、こっちもCautionとして「でも日本じゃさあ、俺の印象だけどゴシック系ってティーンの女の子のサブカルだし、ファッションとしての興味がメインだと思うよ(英語で。なので通じてたかは知らん)」と言ってやる。ゴスヲ多少びびってた。
が、実際に入ってみたゴス バー、超イイとこだったよ。って本気で気に入ったの同行者で俺だけっぽいけど(藁
昔スキだったインダストリアル系の曲とかもかかるなんて、予想だにしていなかったのだけど、初期NINの曲とか、意外と彼らと親和性があるようで。個人的にはとても肌に合う選曲に出会う。
カッコは激しいけど、割といい人もおおいっぽいし、そんなにガキんちょワールドでもないし。あんまり楽しいのでにへにへしてたら、関連イベントのフライヤーなんかもらい、周辺業界の話もずいぶん聞けてラッキー。ちょっとはまるかも、この周辺。少なくとも音楽的な趣味はほぼオッケーだったな。
ということで4時まで踊ってドンキ寄って帰った。
■そして日曜はぐったり。
11時に仕事の電話が入り、一本電話かけて再入眠。その後最終的に4時起き。結局今月は一度もジムに行けなかったな。。。まあ六月の悪あがきは、ちょっといろいろ始まる予感を醸し出せているようなので、良しとしますか。
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