一人歩きの季節が、窓の隙間から忍び込み、そばにいた。
2003年9月9日自分について言われたことで、どんなこと覚えてる?
昔、とあるイベントに来ていた占い師にね、「貴方の本質は、この二枚のカード。『戦士』と『宗教家』です」って言われたことあるんだけど、どお思う?
さすがにタロットの話を、そんなにまじまじといろんな人にしてまわるのもなんなんで、あまりいろんなヒトには言ってないけど。
ただね、一人だけ、「そのまんまじゃん」と言ってくれた人がいて、それは、それなりにうれしかったな。なんかめちゃくちゃ矛盾した二枚だけどさ。
でね、その占い師が言うには、「人生の時期によって、戦士が強くなったり、宗教家が強くなったりします。今は戦士のが強いです。」ってことだったんだけど、それはまあ、そのとおりかな。確かにあんときゃあそんな感じだったよね、そしてそれはそれで満たされてた。
今はどっちが強いんだろう?わかる?
でもどっちも満足してねえだろうな。なんかそれだけは確信に近いよ。だからこんな手紙を書いてみる。ねえ、意見を聞かせて。
季節が変わりました。なにが動いて、なにがそのまま残るでしょうか。ずっと、何も変わらないのかもしれません。何一つ、同じだったものはないのかもしれません。
秋は嫌いな季節なんだけどさ。
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