覚悟完了、そして。

2003年10月4日

■要は、今回の異動にともなう割り切れなさを払拭しに行こうと。

 沖縄に行ってきた。しばらく行くことはないかと思っていたのだけど、もしかしたら呼ばれたのかもしれない。はじめて口きいた会社の先輩のツテ、というものすごい薄弱なきっかけで、ダイビングのライセンスを取ってきた。
 異動日直前の5日間が、諸般の都合で確保しておいた夏休み期間だったのだけど、何をしようか迷っていたら、ダイビングの魅力を熱く語られた上「沖縄にインストラクターの友達がいる」なーんて話を聞いて、それに無理くりのかってしまったのだ。
 
 
■異動タイミングに対する不快感、異動先に対する微妙な感情、後任人事に対する不満。こういうもんを抱えたまんま、一回寝て起きただけで違うグループってワケにも行かないとどこかで感じていたので、イニシエーションを欲していたのだと思う。
 
 
■水の中という身体感覚。体内の空気量次第で浮かんだり沈んだり、いろんなトコで圧力の変化がモロに感じられたり。窒素に酔ってみたり、三半器官がラリったり。人類起源アクア説なんかでもあるよう、僕らの体は水面では機能的でも水中にはぜんぜん適応していない。そんな事実をつきつけられつつ、新しい世界に魅せられてみる。
 まったく違う生態系・見たことない形態の生き物・奇妙な群生・面白い動き方・海洋地形・予想だにしなかった光のありかた。水中世界は、単にキレイなだけでなくって、自分の中のなにかをリセットする効果あったと思う。あと、空気中って素敵と思った、水中のプレッシャーを本気で感じ出すとちょっと怖くなる。自分の耳鼻咽喉系の弱点も思い知らされたけど。
 
  
■移住しちゃった旧友Uとも会うことができたし。

■好きな飯屋にはだいたい行けたし。そしてどこもいまもおいしかったし。
 
 
■と、いうことでこっちに戻ってきてはや4日ほど。二つのグループの間に挟まれてるような状態。「立つ鳥跡を濁さず」を目指していたけど、どっちかっていうと「立つ鳥足をひっぱられ」というような感じになってる。まいったなあ。
  
  
■「よちよちちゃんチーム」は思ったより似たもの同士だったんだなあ、と後任の新卒ちゃんを見てて思う。
 というか、それは学生時代のディシプリンの差なのかもしれない。「客観性のあるロジックを立てること」だったり「問題を適切に要素還元すること」だったりっていうのは、本人の適性の問題もあるけど、訓練でどうにかなる部分もある(と信じてる)。後任君にそれができないのは彼の巡りの悪さだけでなく、決定的なディシプリンの不足があると思う。
 彼自身がそれに気づけないと相当苦労するだろうけど(すでにしてるし)、、っていうかうちみたいな会社は最初からそれができる人間を採るべきではなくて?たとえ新卒ちゃんであっても。
 
 
■友達の結婚式の二次会の幹事をたのまれた。新郎新婦ともすごい素敵な二人なので、がんばんなきゃね。とりあえずひさしぶりに選曲家になります!
 
 

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